衣食足りて礼節を知る

お題「昭和」

昭和ブームが到来していくひさしい。

だが不思議なのは、

昭和を知らないはずの世代の方々が、

その中心を為している点だ。



知らないからこその憧憬ということは
確かにある。

私だって、大正浪漫の時代に憧れがあるし、だけど、関東大震災に罹災しなくて良かったw

まぁ、早い話が「はいからさんが通る」って素敵でしょ?w

それと全く同じ感覚なのかしら?とも考えるのだが、

しかし、どうもそれだけだとは思えないのだ。







やはり、少なくとも「いま現在の日本」は、

あらゆる点で衰退しきっている。

それだけならまだしも、

衰退しきっているが故に、人心まで荒みきってはいないか?

はっきりとした理由も無しに、在日の半島の方々を排斥しようとしている輩は、

どこか、ホロコーストの大悲劇を招いた、

ナチズム信奉者と重ならないか?

在日の半島の方々が、

当時ドイツ国内にいた

ユダヤの民と

その立場が酷似しているように感じるのは、私だけか?

そう、


少なくとも、


昭和の頃、新大久保周辺において、

在日韓国朝鮮の方々に対して、

あんな恥さらしな排斥デモが強行されたなどという話は、

少なくとも私は、

寡聞にして知らない!







昭和をただの懐かしいムーブメントと捉えるだけでなく、

そういった視点から振り返り見ることも、

とても大切なことであると私は信ずる。

あの頃のみんなは、

とてもとても優しかったのだから。